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    • 生え際の後退はAGAのサイン?M字はげの原因と進行を止める5つの治療方法
    2025.10.07    

    生え際の後退はAGAのサイン?M字はげの原因と進行を止める5つの治療方法

    kv

    生え際の後退(M字はげ)は、多くの男性が抱える薄毛の悩みの中でも特に目立つ症状の一つです。薄毛になる原因のほとんどは、AGA(男性型脱毛症)にあります。

    適切な診断と治療が早期に開始できれば、進行の抑制が期待できます。本記事では医師監修のもと、M字はげの仕組みから、推奨される治療法、そしてクリニック選びのポイントまで詳細に解説します。ぜひ参考にしてください。


    生え際の後退(M字はげ)とはどんな症状?

    生え際の後退、特に額の左右の剃り込み部分が深くなっていく「M字はげ」は、AGA(男性型脱毛症)の代表的な初期症状です。まずは、なぜこのような症状が起こるのか、AGAのメカニズムから正しく理解しましょう。


    なぜ生え際から薄くなる?AGAのメカニズム

    生え際の後退、特にM字部分の薄毛は、男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia、以下AGA)の典型的なサインです。

    AGAのメカニズムは、男性ホルモンが深く関わっています。具体的には、男性ホルモンの一種「テストステロン」が、頭皮に存在する「5αリダクターゼ」という還元酵素と結びつくことで、より強力な「DHT(ジヒドロテストステロン)」という男性ホルモンに変換されます。

    このDHTが、髪の毛を作り出す毛母細胞の働きを阻害する「脱毛シグナル」を発します。その結果、髪の毛が太く長く成長する期間(成長期)が極端に短くなり、十分に育ちきる前に抜け落ちてしまうのです。

    特に、生え際(前頭部)と頭頂部は、DHTの影響を受けやすい性質があるため、AGAの症状が現れやすい部位の一つとされています。


    生え際後退と富士額との違いは「進行しているかどうか」

    「自分は生まれつきおでこが広いだけ(富士額)かも?」と考える人もいるでしょう。この2つの見分け方は、後天的に進行しているかどうかです。

    富士額は先天的な髪の生え方で、生え際のラインや毛質は長年にわたり安定しています。

    一方、AGAによる生え際後退は、「以前はこうではなかった」という変化を伴うのが特徴です。具体的には、以下の項目が挙げられます。

    ・毛髪が細くなる
    ・ハリやコシが失われる
    ・徐々に生え際のラインが後退する

    生え際の毛が細く弱々しくなり、産毛のようになっていくという特徴的な変化が見られます。過去の写真と見比べて明らかに後退している、または毛質が明らかに変化している場合は、AGAの可能性が考えられるため、詳細は医師の診断を受けましょう。


    AGAは進行性の脱毛症なので放置は危険

    AGAは進行性の疾患であり、自然に治癒することはありません。そのため「そのうち治るだろう」という希望的観測は、残念ながらAGAには通用しないのです。AGAのデメリットは、何もしなければ症状がゆっくりと、しかし確実に進行し続けるという点です。

    画像引用元:臨床発毛医学の現状と展望 2018

    通常2年から6年続くはずの成長期が、AGAを発症するとわずか数ヶ月から1年程度にまで短縮されてしまいます。短いサイクルを繰り返すうち、毛包は徐々に小さくなり(ミニチュア化)、最終的には髪の毛を作り出す能力を失ってしまいます。

    だからこそ、手遅れになる前に早めの治療が何よりも重要なのです。

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    あなたの生え際は大丈夫?今すぐできる7つのAGAセルフチェックリスト

    「もしかして…」と感じたら、まずは自身の毛髪や頭皮の状態を客観的にチェックしてみましょう。以下の7つの項目に当てはまるものが多いほど、AGAの可能性が高いと考えられます。

    ただし、セルフチェックはあくまで目安で、医学的な診断ではありません。正確な診断と適切な治療方針の決定のためには、専門の医療機関を受診するのがおすすめです。


    抜け毛に短く細い毛が混じっている

    健康な抜け毛は、ある程度の太さと長さがあり、毛根部分に白い塊(毛根鞘)が付着していることが多いです。これに対してAGAが進行している場合は、毛包のミニチュア化により、十分に成長しきれなかった細い毛が抜け毛に混じるようになります。

    朝起きた際に枕元に落ちている抜け毛の量が増えたと感じる時や、シャンプー時に排水溝に溜まる髪の毛が以前よりも多く、さらに細くて短い毛が目立つようになった場合は、AGAの可能性が考えられます。詳細は医師の診断を受けましょう。


    髪全体のハリ・コシがなくなった

    「最近、髪のボリュームが減ったように感じる」といった変化も、AGAの初期症状の一つとして挙げられます。AGAによって髪の成長期が短縮されると、髪の内部構造が十分に発達せず、一本一本の髪が弱々しくなり、ハリやコシが失われてしまいます。

    髪が十分に成長する前に抜け落ちてしまうため、全体的に髪の密度が低下し、見た目のボリュームが減少することにつながります。


    以前より生え際の産毛が目立つようになった

    生え際の後退部分をよく見ると、短い産毛のような毛が増えていることがあります。一見、髪が生えようとしているポジティブなサインに見えるかもしれませんが、これには注意が必要です。

    AGAによって太く健康な髪が抜け落ち、その代わりに十分に成長できない細く短い産毛ばかりになってしまうことで、かえって産毛が目立ってしまう現象です。毛包がミニチュア化し、健康な髪を生成する能力が低下しているサインかもしれません。


    おでこが広くなり剃り込みが深くなった気がする

    鏡の前で眉を上げた際にできる一番上のシワと、生え際の最も後退した部分との距離を確認する指を使ったテストがおすすめです。指が2本以上入るようであれば、生え際の後退が進行している可能性があります。

    また、1〜3年前の写真と現在のおでこの状態を比較することも、変化を客観的に把握する上でおすすめの方法です。以前は気にならなかった生え際のラインが、徐々に後退していると感じる場合は、専門医に相談してください。


    頭皮が硬い、または皮脂でベタついている

    頭皮が硬い状態は、血行不良のサインかもしれません。血行不良は髪の成長に必要な栄養や酸素の供給を妨げることがあり、髪の健康に悪影響を及ぼします。

    また、頭皮の皮脂が過剰に分泌されてベタついている人は、AGAの原因物質であるDHTが皮脂腺を刺激することで起こりやすいとされています。

    皮脂が過剰分泌することで、脂漏性皮膚炎などの頭皮トラブルを併発し、脱毛を助長する悪化因子となることがあるため、早めの改善が必要です。


    親族に薄毛の人がいる

    AGAの発症には遺伝的要因が大きく関係していることが科学的に解明されています。特に、母方の祖父や曽祖父に薄毛の人がいる場合、薄毛の体質を受け継いでいる可能性が高いです。

    日本皮膚科学会のガイドラインによれば、X染色体上に存在する男性ホルモンレセプター遺伝子の多型や、常染色体の特定の遺伝子がAGAの発症に関与していることが知られています。

    しかし、遺伝だからといって、必ずしもAGAを発症するわけではありません。遺伝はあくまで薄毛になりやすい体質を受け継ぐ可能性を高めるもので、生活習慣やストレスなど、さまざまな環境要因も複雑に絡み合って発症すると考えられています。

    そのため、家族に薄毛の人がいなくてもAGAを発症するケースもあり、反対に遺伝的素因があってもAGAにならないこともあります。遺伝を理由にAGA治療を諦めるのではなく、普段から適切な対策を講じる上で大切です。

    参考:日本皮膚科学会ガイドライン|男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版
    参考:NIH|Genetic variation in the human androgen receptor gene is the major determinant of common early-onset androgenetic alopecia


    前髪のスタイリングが決まらない

    「朝、時間をかけてセットしたのに、昼には前髪がペタッとしてしまう」「ワックスをつけても前髪が割れて、地肌が透けて見える気がする」といった現象も、AGAによる髪質の変化と密度の低下が原因で起こる典型的なサインの一つです。

    髪一本一本が細く弱くなることで、以前のようにスタイリングが維持できなくなり、髪全体のボリューム感も失われていきます。特に生え際が後退している場合に現れる症状です。

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    市販薬やセルフケアで生え際は回復できるのか?

    1.タイトル入ります

    AGAのセルフチェックで思い当たる節があった人が、次に考えるのは「まずは手軽な市販薬やセルフケアから」かもしれません。ここでは、市販薬やセルフケアに関するポイントを詳しくご紹介します。なお、市販薬は補助的な位置づけであり、根本的な治療には専門医の診断を受けることが推奨されます。


    リアップやアロゲインなどの市販薬の効果は?

    ドラッグストアなどで気軽に購入できる「リアップ」や「アロゲイン」といった市販の発毛剤は、ミノキシジル【有効成分:ミノキシジル】が含まれています。ミノキシジル5%という発毛を促す効果が厚生労働省により承認されている製品です。

    しかし、これらの市販薬にはAGAの根本原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑え、抜け毛の進行そのものを止める効果はありません。

    ミノキシジルは「攻め」の治療として発毛を促しますが、AGAの進行を抑制する「守り」の作用は持たないため、単独での使用ではAGAの進行を完全に抑えることは難しいでしょう。

    なお、育毛剤(医薬部外品・化粧品に区分される製品)は、頭皮の血行促進や保湿、フケ・かゆみの抑制など“環境を整えることが主目的であり、ミノキシジル製剤のように発毛そのものを医学的に認められた成分は含まれていません。

    参考:独立行政法人 医薬品医療機器総合機構|起原又は発見の経緯 – (1) ミノキシジル及びリアップについて


    自己判断によるケアは進行を見逃すリスクがある

    育毛シャンプーや頭皮マッサージ、サプリメントといったセルフケアも広く普及していますが、AGAの根本的な治療効果を持つものではありません。

    あくまで頭皮環境を整えたり、今ある髪の毛を健康に保ち抜け毛を予防したりする「補助的」な役割に留まります。

    例えば、サプリメントは髪の主成分であるタンパク質の合成に不可欠な亜鉛や、皮脂の過剰分泌を抑えるビタミンB群など、髪の健康に良いとされる栄養素を補給する上で有効です。

    市販薬やセルフケアに頼り過ぎることで、「対策しているつもり」になってしまい、専門医への相談が遅れてしまうリスクを伴います。


    セルフケアと併用しつつ、早期に医師に相談するのが最善

    AGA治療の対策としては、医師の診断のもとでフィナステリドやデュタステリドといった内服薬で抜け毛の進行を止めるのが効果的であるとされています。

    必要に応じてミノキシジル外用薬を併用して発毛を促すという、複合的な治療を開始します。生活習慣の改善や栄養バランスの取れた食事、適切なヘアケアといったセルフケアは、頭皮全体の健康状態を向上させる上でおすすめです。

    つまり、セルフケアは医学的治療の代替ではなく、AGA効果を引き出すための相乗的な要素として理解しておきましょう。

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    生え際のAGAに有効な5つの治療法

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    現在、AGA治療にはさまざまな選択肢があります。ここでは、日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨されている、信頼性の高い5つの治療法を解説します。

    なお、推奨度は以下の5段階で評価されているのが特徴です。

    推奨度の分類推奨度
    A行うよう強く勧める
    B行うよう勧める
    C1行ってもよい
    C2行わないほうがよい
    D行うべきではない

    参考:日本皮膚科学会ガイドライン|男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版


    内服薬|抜け毛を止めるプロペシア【有効成分:フィナステリド】

    プロペシア【有効成分:フィナステリド】は、日本皮膚科学会のガイドラインにおいて推奨度Aと評価されています。フィナステリドは、AGAの原因物質であるDHTの生成に必要な酵素である5αリダクターゼのうち、主にII型の働きを阻害します。

    これにより、DHTの産生が抑制され、抜け毛の進行を食い止め、乱れたヘアサイクルを正常な状態に近づける効果が期待できるでしょう。

    <フィナステリドの副作用>
    主な副作用としては個人差がありますが、1〜5%程度の頻度で性欲減退や勃起機能不全(ED)などが報告されています。その他にも肝機能障害やうつ症状、蕁麻疹などが報告されることもあります。

    近年は、PFS(ポストフィナステリド症候群) と呼ばれる稀な副作用にも注意が必要です。PFS は、服用を中止した後も以下の症状が現れることがあります。

    性機能障害(リビドー低下・ED・射精障害 など)
    精神症状(抑うつ・不安・集中力低下 など)

    発症頻度は極めて低いとされていますが、原因や発症メカニズムはまだ十分に解明されていません。

    なお、注意点としては妊娠中または妊娠の可能性がある女性への投与は、禁忌とされていることです。理由は男児胎児の生殖器の正常な発育に影響を及ぼすリスクがあるからです。

    ※効果には個人差があり、副作用のリスクもあるため、使用にあたっては必ず医師の指導を受けてください。

    また、服用中は献血ができないという注意点があります。服用を中止してから少なくとも1ヶ月間は献血を控えるようにしてください。

    参考:フィナステリド
    参考:厚生労働省|プロペシア(PROPECIA)(男性型脱毛症用薬)に関する注意喚起について
    参考:NIH|Finasteride in the treatment of men with androgenetic alopecia. Finasteride Male Pattern Hair Loss Study Group
    参考:NIH|Persistent erectile dysfunction in men exposed to the 5α-reductase inhibitors, finasteride, or dutasteride


    内服薬|より強力に抜け毛を止めるザガーロ【有効成分:デュタステリド】

    ザガーロ【有効成分:デュタステリド】も、日本皮膚科学会のガイドラインで推奨度Aと評価されている内服薬です。

    フィナステリドと同様に5α-リダクターゼを阻害する薬ですが、デュタステリドはI型とII型の両方の5α-リダクターゼを阻害するデュアル阻害作用を持つため、血中のDHT濃度をより強力に低下させることが可能です。

    なお、臨床試験では、フィナステリドを上回る毛髪数の増加が確認されています。

    <デュタステリドの副作用>
    副作用はフィナステリドと類似しており、性欲減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少、肝機能障害、乳房障害(圧痛・肥大)、うつ症状、蕁麻疹などが報告されていますが、発現頻度は低いです。

    ただし、デュタステリドは血中半減期が長いため、服用中は献血ができないという注意点があります。服用を中止してから少なくとも6ヶ月間は献血を控えるようにしてください。

    ※効果には個人差があり、副作用のリスクもあるため、使用にあたっては必ず医師の指導を受けてください。

    参考:デュタステリドカプセル


    外用薬|髪を生やすミノキシジル【有効成分:ミノキシジル】

    ミノキシジル【有効成分:ミノキシジル】は、日本で唯一発毛効果が認められている外用薬です。日本皮膚科学会のガイドラインでは、ミノキシジルは推奨度Aと評価されています。

    ミノキシジルを塗布することで毛母細胞を直接活性化させ、髪の成長期を延長させます。また、血管拡張作用により頭皮の血流を改善し、髪の成長に必要な酸素や栄養を毛根に届けやすくする効果も期待できるでしょう。

    <ミノキシジルの副作用>
    治療開始後1〜2ヶ月で一時的に抜け毛が増える初期脱毛が起こることがありますが、これは治療が効果を発揮し始めている兆候です。

    初期脱毛は、乱れたヘアサイクルが正常化する過程で、休止期にあった古い毛が新しい成長期の毛に押し出されるために生じる現象で、通常は数週間から1ヶ月程度で落ち着くとされています。

    参考:NIH|A randomized clinical trial of 5% topical minoxidil versus 2% topical minoxidil and placebo in the treatment of androgenetic alopecia in men

    <ミノキシジルの内服薬とは>
    ミノキシジルには内服薬も存在しますが、日本皮膚科学会のガイドラインでは推奨度Dとされています。

    その理由は、日本人における臨床試験結果が不足していることと、心血管系への副作用(動悸、息切れ、むくみ、心臓への負担など)の危険性が十分に確認されていないためです。

    ミノキシジルを内服する場合は、必ず医師の指導のもとで行い、個人輸入などによる自己判断での使用は避けてください。

    ※効果には個人差があり、副作用のリスクもあるため、使用にあたっては必ず医師の指導を受けてください。


    注入治療|頭皮に直接成分を届けるAGAメソセラピー

    AGAメソセラピーは、ミノキシジルや成長因子(グロースファクター)といった成分を、注射や専用の機器を使って頭皮に直接注入する治療法です。

    この治療法は、内服薬や外用薬よりもダイレクトに成分を毛根に届けられるため、より高い発毛や、効果を実感するまでの期間短縮が期待できると言われています。

    しかし、有効性を裏付ける質の高い科学的根拠が乏しいため、日本皮膚科学会のガイドラインでは、推奨度C2と評価されています。

    市場での人気や宣伝とは異なり、現時点では科学的な裏付けが不十分であるため、治療する際には慎重に検討することが大切です。

    なお、推奨度Bの治療として、低出力レーザー治療(LLLT:Low-Level Laser Therapy)があります。弱いレーザーやLEDの光を頭皮に当てて、毛根を充電して元気にする方法です。

    光を浴びた毛根の細胞はエネルギーを作りやすくなり、その結果、髪が育ちやすくなると考えられています。


    自毛植毛|薄くなった部分に髪を移植

    自毛植毛は、AGAの影響を受けにくい後頭部や側頭部の毛髪を、毛包ごと採取して生え際やつむじなどの薄くなった部分に移植する外科手術です。

    自毛植毛の効果は半永久的で、移植された毛髪はAGAの影響を受けにくく、生着すれば自然な形で成長を続けます。健康な毛髪を皮膚の組織ごと移植するため定着しやすく、拒否反応もほとんど見られません。

    日本皮膚科学会のガイドラインでは推奨度Bと評価されており、薬物療法で十分な効果が得られない人や、既に広範囲に薄毛が進行してしまった時に推奨されます。

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    生え際を生活習慣で改善!AGA薄毛対策のコツ

    1.タイトル入ります

    AGAの治療は医学的なアプローチが中心となりますが、日常生活の習慣を見直すことも治療効果を補完し、髪の健康をキープするために重要です。

    生活習慣の見直しはAGAの進行を直接的に止めるものではありませんが、頭皮環境を整え、髪の成長をサポートする上で有効な手段となります。


    栄養バランスを考える

    髪の健康には、適切な栄養素の摂取が欠かせません。髪の毛は主にタンパク質で構成されており、合成にはさまざまなビタミンやミネラルが関与しています。

    <主要栄養素と摂取例>

    栄養素髪への効果主な食べ物
    タンパク質・髪の主成分であるケラチンの原料
    ・髪の成長と強度に不可欠
    肉類、魚類、卵、乳製品、豆腐などの大豆製品
    亜鉛・ケラチン合成に不可欠なミネラル
    ・不足すると頭皮環境の悪化や抜け毛につながる
    牡蠣、豚レバー、アーモンド、牛肉
    ビタミンB群・皮脂の過剰分泌を抑え、頭皮を健やかに保つ
    ・特にB2とB6は髪の生成に不可欠
    納豆、卵、豚レバー、サンマ、バナナ、玄米
    ビタミンE・抗酸化作用があり、頭皮や髪の老化を遅らせる
    ・血行促進効果も期待され、抜け毛予防につながる
    アーモンド、アボカド、うなぎ、ハマチ、ほうれん草
    イソフラボン女性ホルモンに似た作用を持ち、髪や肌にハリとうるおいを与える納豆、豆腐、油揚げ、豆乳などの大豆製品
    参考:厚生労働省|生活習慣病などの情報
    参考:厚生労働省|「統合医療」に係る 情報発信等推進事業

    過度な食事制限や、高脂質・高カロリー・高塩分などの偏った食事は、血行不良や栄養不足を招き、髪の健康に悪影響を与える恐れがあります。

    髪の健康は全身の健康状態を反映するもので、バランスの取れた食生活は医学的な治療の効果を引き出すための基盤となります。


    ストレス管理を行う

    ストレスは、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、ヘアサイクルに悪影響を与えてしまいます。過度なストレスは自律神経のバランスを乱し、血管を収縮させる原因となります。

    血管が収縮すると頭皮への血流が悪化し、髪の成長に必要な酸素や栄養が毛根まで十分に届かなくなってしまうのです。

    ストレスを軽減するためには、ウォーキングやヨガなどの適度な運動を習慣化する、趣味に没頭する時間を作る、ゆっくり入浴するなど、リラックスできる時間と方法を見つけることが重要です。

    また、喫煙や飲酒も血液の流れを悪くするため注意しましょう。

    参考:NIH|Burden of hair loss: stress and the underestimated psychosocial impact of telogen effluvium and androgenetic alopecia


    睡眠の質を向上させる

    髪の成長には、成長ホルモンの分泌が深く関連しています。成長ホルモンは、入眠後の深いノンレム睡眠中に最も多く分泌され、細胞分裂を促し、髪のダメージを修復・成長させる役割を担っています。

    睡眠不足は、成長ホルモンの分泌を抑制し、髪の成長周期を乱す原因です。不規則な睡眠時間では自律神経の乱れを引き起こします。頭皮の血行不良や栄養不足にもつながることがあり、結果として抜け毛や薄毛を悪化させてしまうため注意が必要です。

    毎日6〜8時間を目安に睡眠時間を確保すると共に、以下のポイントを徹底して行いましょう。

    ・就寝前のカフェイン摂取を控える
    ・寝室の環境を整える
    ・就寝前にスマホやパソコンを見ない

    睡眠の質を高めることを意識することが、髪の健康を維持する上でとても大切です。質の良い睡眠は、全身の代謝や免疫機能にも影響を与えるため、髪の健康は全身の健康状態と密接に結びついていると言えます。

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    失敗しない!AGAクリニック選びで大切なポイント

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    AGA治療は長期にわたる場合が多く、治療効果を引き出すためには信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。以下のポイントを参考に、自身に合ったクリニックを見つけましょう。


    無料カウンセリングで親身に相談できるか

    初回の無料カウンセリングは、クリニックの質を見極める絶好の機会です。医師やカウンセラーが、患者の悩みや不安を丁寧に聞き、専門的な知識に基づいて分かりやすく説明してくれるかを確認することが重要です。

    治療方法を一方的に押し付けるのではなく、患者一人ひとりの症状や希望に合わせた提案力があるクリニックを選びましょう。医師との相性も、長期的な治療を継続する上で重要な要素となるため、カウンセリングを通じてその点も確認するのがおすすめです。


    口コミ評価が高いか

    実際に治療を受けた患者さまの口コミは、クリニックのリアルな情報源となります。ホームページ上では分からないスタッフの対応や医師の専門性、クリニックの雰囲気などを把握するのに役立ちます。

    ただし、過度に加工された治療前後の画像や、具体的な治療内容に触れていない抽象的な高評価は注意してください。メリット・デメリットの両方をチェックして総合的に判断しましょう。

    なお、DMMオンラインクリニックでも口コミが掲載されているので、参考として見ておくのがおすすめです。

    「オンラインで助かった!料金もお得だった

    初めてオンライン診療を利用しましたが、移動の必要がなく自宅でリラックスして診療を受けられたのが本当に便利でした!診療後の薬もすぐに配送してもらえるので、忙しい私にはぴったりでした。

    またAGA治療の料金がとてもリーズナブルで驚きました。6ヶ月分が無料で診察料もかからなかったので安心して利用できました。他のクリニックと比べてもコスパが良いと思います」
    口コミ引用元:みん評

    「気軽に相談できました

    病院に行く手間を省けるため、忙しい日常生活の中でも利用しやすいところが気に入っています。また、病院に行くまでの交通費をカットできるため、費用が安く抑えられ経済的なのも魅力的です。医師の対応についても満足しています。オンラインでの診療であっても、担当医師は親切丁寧に対応してくれました。症状の説明や治療法についてもわかりやすく説明してくれるため、安心して相談できます。遠隔診療にもかかわらず、適切な診断や処方が受けられ、手間や費用を抑えられるなんて、まさに文句なしです。」
    口コミ引用元:みん評

    ※口コミ内容は効果効能を保証するものではなく、医学的な根拠に基づく評価ではありません。治療の効果や副作用の有無は、体質や症状により異なります。医師の診断を受けた上で、適切な治療方針をご検討ください。


    オンライン診療に対応しているか

    「仕事が忙しくて通院できない」「近くに良いクリニックがない」「人に会わずに治療したい」という人には、オンライン診療が非常に便利です。

    スマホやパソコンを使い、ビデオ通話で医師の診察を受けることで、処方された薬を自宅に配送してもらえます。通院の手間や交通費、待ち時間がなく、プライバシーも守られるため、近年利用者が急増しています。


    生え際のAGA治療に関するよくある質問【Q&A】

    1.タイトル入ります

    最後に、AGA治療を検討している人が抱えがちな質問にお答えします。


    Q1. 治療を始めたら、どのくらいで効果が出ますか?

    AGA治療の効果を実感するまでの期間には個人差がありますが、一般的には早い人で3ヶ月、多くの人が約6ヶ月で抜け毛の減少や髪質の変化を実感し始めるとされています。

    AGA治療は、まず乱れたヘアサイクルを正常に戻すための治療から始めるため、すぐに髪が生えてくるわけではないことを理解しておくことが重要です。治療効果は、毛髪の成長サイクルに合わせて徐々に現れるため、焦らず継続することがコツとなります。


    Q2. 治療薬の副作用が心配です。どのようなものがありますか?

    どの医薬品にも副作用の可能性は存在し、AGA治療薬も例外ではありません。主な治療薬ごとの副作用は以下の通りです。

    治療薬の種類主な副作用
    内服薬(フィナステリド/デュタステリド)性欲減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少
    外用薬(ミノキシジル)初期脱毛、頭皮のかゆみ、赤み、発疹、かぶれ、頭痛

    これらの副作用は発生頻度が低いものが多いですが、万が一異常を感じた場合は早く医師に相談することが重要です。

    参考:NIH|A 5-year retrospective analysis of 5α-reductase inhibitors in men with benign prostatic hyperplasia: finasteride has comparable urinary symptom efficacy and prostate volume reduction, but less sexual side effects and breast complications than dutasteride


    Q3. 治療をやめたら、また元に戻ってしまいますか?

    AGAは完治が難しい進行性の疾患で、治療としては「進行を止めて毛量を維持・改善すること」を目指すものです。そのため、治療薬の服用を中止すると、AGAは再び進行し始め、時間をかけて元の状態に戻っていくと考えられています。

    薬によって抑制されていたDHTの産生や、促進されていた発毛作用がなくなることで、数ヶ月から1年ほどかけて元の薄毛が進行した状態に戻っていくとされています。

    薬が効かなくなったわけではなく、薬で抑制されていたAGAの作用が再び活発になった結果です。特に若年層や進行の早いタイプの場合、再発スピードが速く、数ヶ月で元通り、あるいはそれ以上に進行してしまうケースもあります。

    自己判断での治療中止は避け、医師と相談しながら減薬やミノキシジル外用薬での維持など、代替方法を検討することが、再脱毛のリスクを軽減するために重要です。


    Q4. 遺伝だからと諦めていますが、AGAは回復しますか?

    AGAの発症には遺伝的素因が関係していることは事実ですが、遺伝だからと諦める必要はありません。現代のAGA治療は、遺伝的素因が引き起こす生物学的メカニズムを標的にして開発されています。

    遺伝はあくまで「薄毛になりやすい体質」を受け継いでいるにすぎず、毛根が完全に消滅していない限り、発毛を促進したり抜け毛を抑制したりする治療によって髪のボリュームを取り戻すチャンスは十分にあります。


    Q5. 20代でもAGA治療を始めるべきですか?

    AGAは進行性の脱毛症であり、自然に治ることはありません。そのため、年齢に関わらず、薄毛の前兆が見られる場合はできるだけ早く治療をスタートすることが大切です。

    特に20代は新陳代謝が活発な年齢で、治療に対する反応も良いとされています。治療開始が早ければ早いほど効果を実感しやすいと言われています。

    毛包がまだ活力を失っていない早期の段階で手を打つことは、将来にわたって毛髪を維持する上でとても効果的です。


    Q6. 女性もAGAになりますか?

    女性でも薄毛になることがあり、女性型脱毛症(FPHL)またはFAGAと呼びます。発症メカニズムは男性のAGAとは異なり、さまざまな要因が絡み合っていると考えられています。

    女性の薄毛は、男性のように生え際が後退したり頭頂部が完全に禿げ上がったりする局所的な脱毛とは異なるのが特徴です。頭頂部や頭部全体が均一に薄くなる「びまん性脱毛症」として現れることが多いです。

    髪全体が細く柔らかくなり、分け目が広がったように感じたり、地肌が目立つようになったりする症状が見られます。

    主な原因としては、以下の要因が挙げられます。

    ・加齢や更年期、出産などによる女性ホルモン(エストロゲン)の減少
    ・ストレスによるホルモンバランスや自律神経の乱れ
    ・遺伝的要因
    ・栄養不足や睡眠不足などの生活習慣
    ・髪を強く引っ張るヘアスタイルを長時間続ける(牽引性脱毛症)

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    まとめ:AGAで悩んでいる時間がもったいない!専門家の力で生え際の不安を自信に

    1.タイトル入ります

    生え際の後退、いわゆるM字はげの多くはAGA(男性型脱毛症)が原因です。AGAは進行性の脱毛症であり、放置すると症状は確実に悪化してしまいます。「自分は違う」と自己判断したり、市販薬やセルフケアだけで解決しようとしたりすると、かえって大切な治療の機会を逃してしまうこともあります。

    重要なのは、一人で悩み続けて貴重な時間を無駄にしないことです。鏡を見るたびにため息をつく日々は、もう卒業しませんか?

    AGA専門クリニックでは、無料でカウンセリングを行っています。まずは話を聞いてもらうだけでも、あなたの心はきっと軽くなるはずです。お悩みの方は、まずは医師に相談することで安心につながるかもしれません。

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