DMMオンラインクリニックの本人確認に必要な書類と手順:よくあるトラブルと対処法も解説

DMMオンラインクリニックを初めて利用しようとしたとき、「本人確認って何が必要なの?」「保険証だけで大丈夫?」と疑問に思った方は多いのではないでしょうか。
オンライン診療は自宅から手軽に受けられる反面、対面診療と違って医師が直接患者を確認できないため、本人確認のプロセスがとても重要な役割を担っています。必要な書類を準備せずに診察当日を迎えてしまうと、スムーズに診療を受けられないケースもあります。
この記事では、DMMオンラインクリニックの本人確認に必要な書類の種類から、事前登録の手順、よくあるトラブルとその対処法まで、実際に利用する前に知っておきたい情報をまとめて解説します。
DMMオンラインクリニックで本人確認が必要な理由

オンライン診療だからこそ求められる厳格な確認
対面診療であれば、患者が直接クリニックに出向くため、受付スタッフや医師が目の前にいる人物を直接確認できます。しかしオンライン診療では、医師は画面越しにしか患者を確認できません。そのため、「本当にその人物が本人なのか」を客観的に証明する手段として、身分証明書による本人確認が不可欠になります。
特に薬の処方を伴うオンライン診療では、誤った人物に薬が渡ることを防ぐ必要があります。処方薬は用量や種類を誤ると健康に深刻な影響を与えるリスクがあるため、なりすましや不正利用を防ぐ仕組みとして、本人確認は診療の根幹を支えるプロセスといえます。
法律上の根拠:厚生労働省のガイドラインとは
DMMオンラインクリニックで本人確認が義務付けられているのは、クリニック独自のルールではありません。厚生労働省が定める「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に基づいて、すべてのオンライン診療サービスに本人確認の実施が求められています。
この指針は、オンライン診療が普及するにつれて整備されたもので、医師と患者が直接対面しないオンライン診療において、医療の安全性と信頼性を確保することを目的としています。DMMオンラインクリニックの本人確認の手続きも、こうした法的な背景のもとで設計されています。
本人確認を怠るとどんなリスクがある?
本人確認が不十分なまま診療が行われると、さまざまなリスクが生じます。まず、なりすましによる不正受診です。他人の名前や情報を使って受診されてしまうと、正しい患者情報に基づいた診療ができず、誤った薬が処方されるおそれがあります。
また、本人確認が不十分だと、医師が患者の既往歴やアレルギー、現在服用中の薬といった重要な情報を正しく把握できず、診療の質そのものが低下します。こうしたリスクを防ぐために、DMMオンラインクリニックでは本人確認を診療開始の前提条件としています。
本人確認に使える書類の種類

公式が認める3種類の書類
DMMオンラインクリニックの公式FAQによると、本人確認書類として認められているのは以下の3種類です。
| 書類 | 顔写真 | 備考 |
|---|---|---|
| マイナンバーカード | あり | 表面のみ提出。裏面(番号記載面)は不要 |
| 運転免許証 | あり | 最も一般的な本人確認書類 |
| パスポート | あり | 現住所の記載がない点に注意 |
これら3種類に共通しているのは、いずれも顔写真付きの公的身分証明書であるという点です。医師が画面越しに本人であることを確認するためには、顔写真が含まれていることが必須条件となります。
健康保険証・学生証は使えるのか
「保険証があれば大丈夫だろう」と考える方も多いですが、DMMオンラインクリニックの公式FAQでは、健康保険証は本人確認書類として案内されていません。同様に、学生証についても本人確認書類としては認められていません。
健康保険証や学生証には顔写真がないため、画面越しに本人であることを確認する手段として機能しないのが理由と考えられます。診察前に慌てることがないよう、マイナンバーカード・運転免許証・パスポートのいずれかを事前に準備しておくことが重要です。
書類ごとの注意点と選び方
3種類の書類にはそれぞれ注意点があります。マイナンバーカードを使う場合は、表面のみを提出し、個人番号が記載された裏面は提出不要です。誤って裏面を撮影・送付しないよう注意してください。
パスポートは顔写真と氏名・生年月日が確認できる一方、現住所が記載されていないため、住所確認が必要な場面では別途対応が求められることがあります。3種類の中で最も手軽に使えるのは運転免許証です。住所・氏名・顔写真がすべて1枚に収まっており、撮影もしやすいため、特にこだわりがなければ運転免許証を選ぶのがスムーズです。
本人確認の手順:事前登録から診察当日まで

マイページでの事前登録の流れ
DMMオンラインクリニックでは、診察前に本人確認書類をマイページから事前登録しておくことができます。当日に慌てないためにも、予約後できるだけ早めに済ませておくのがおすすめです。手順は以下の通りです。
1.マイページにアクセスし、画面右上の歯車マークをクリックして「基本情報メニュー」に移動
2.基本情報メニュー下段の「本人確認」項目にある「申請する」をクリック
3.マイナンバーカード・運転免許証・パスポートの中から提出する書類を選択
4.画面の指示に従って写真を撮影またはアップロード
5.「申請する」ボタンをクリックして送信
6.「本人確認」のステータスが「未申請」から「申請中」に変わったことを確認
申請後、内容に問題がなければステータスが「認証済」に更新されます。「認証済」になっていれば、本人確認書類の登録は完了です。診察当日までにこのステータスを確認しておくと安心です。
診察当日に求められること
事前登録が完了していても、診察当日に改めて本人確認が求められる場合があります。その際は、登録した書類を手元に用意しておき、医師の求めに応じてカメラに提示できる状態にしておきましょう。
また、ステータスが「未申請」や「申請中」のままの場合は、診察に進めないケースがあります。余裕を持って事前登録を済ませ、ステータスが「認証済」になっていることを診察前日までに確認しておくことをおすすめします。
顔出しは必須?カメラ対応のルール
DMMオンラインクリニックの公式FAQでは、本人確認および症状確認の観点から、診察時は必ずカメラをオンにして顔を映すことが求められると明記されています。チャットのみでの診察や、カメラをオフにしたままでの受診は認められていません。
「顔を出すのは恥ずかしい」と感じる方もいるかもしれませんが、これは医師が本人であることを確認し、安全に薬を処方するために欠かせないルールです。診察はビデオ通話で行われますが、事前にカメラとマイクの動作確認をしておくと、当日スムーズに進められます。
本人確認完了後の流れ
ステータスが「認証済」になれば、本人確認の事前準備は完了です。その後の流れは以下のように進みます。
予約した日時になったら、マイページにログインして診察を開始します。カメラとマイクをオンにした状態でビデオ通話が始まり、医師が画面越しに本人確認を行ったうえで診察が進みます。症状や悩みを医師に伝え、処方が必要と判断された場合は診察終了後に薬の配送手続きへと移ります。
薬の受け取り方法は自宅配送が基本ですが、コンビニ受け取りにも対応しています。配送料は全国一律550円で、地域によっては翌日に届くケースもあります。東京・大阪の一部エリアでは当日配送にも対応しており、急ぎの場合には活用できます。
本人確認さえ済んでいれば、2回目以降の受診は事前登録の手間なくスムーズに進められます。定期的に薬が必要な場合は「らくらく定期便」への切り替えも可能で、毎回予約する手間を省くことができます。
よくあるトラブルと対処法

画像が不鮮明で再提出になるケース
本人確認で最も多いトラブルが、アップロードした書類の画像が不鮮明で再提出を求められるケースです。暗い場所での撮影によるピントのぼやけや、蛍光灯の光が反射して文字や顔写真が見えにくくなっているといった原因が多く見られます。
対策としては、明るい場所で撮影し、フラッシュは使わずに自然光を活用することが有効です。撮影後は必ず自分の目で画像を確認し、氏名・生年月日・顔写真が鮮明に読み取れるかどうかをチェックしてから送信するようにしましょう。
書類の端が切れてしまう問題
撮影時に書類を画面いっぱいに拡大しすぎると、四隅が切れてしまうことがあります。運転免許証であれば住所欄や有効期限、マイナンバーカードであれば氏名や生年月日が一部でも欠けていると、再提出が必要になります。
書類全体が必ず収まるよう、少し余白を持たせて撮影することを意識してください。撮影後に拡大して確認し、四隅がすべて写っているかどうかをチェックする習慣をつけるだけで、再提出のリスクを大幅に減らせます。
登録住所と書類の住所が一致しない場合
引っ越し後に免許証の住所を更新していない、保険証が旧住所のままになっているといった状況では、システムに登録した住所と書類の記載内容が一致せず、追加対応が必要になるケースがあります。
できるだけ最新の情報が記載された書類を使用することが基本ですが、やむを得ない事情がある場合はメールフォームから事前に問い合わせておくのが安心です。
本人確認のステータスが「申請中」のまま進まない
申請後もステータスが「申請中」のまま「認証済」に更新されない場合、提出した画像に問題があるか、審査に時間がかかっている可能性があります。診察の直前に申請すると間に合わないケースもあるため、予約後できるだけ早めに申請しておくことが重要です。
一定時間が経過してもステータスが変わらない場合は、公式サイトのメールフォームからお問い合わせください。その際、申請した書類の種類や申請日時をあわせて伝えるとスムーズに対応してもらいやすくなります。
代理受診・家族のサポートはどこまで可能か

代理受診が認められない理由
DMMオンラインクリニックでは、家族や知人が本人の代わりに診察を受けることは認められていません。診療や薬の処方は、必ず患者本人と医師の間で行われる医療行為だからです。
仮に代理人が受診した場合、医師は実際の患者の状態を正確に把握できません。症状の説明が本人から直接得られない以上、適切な診断や処方を行うことは困難であり、誤った薬が処方されるリスクが高まります。オンライン診療は対面診療に比べて得られる情報が限られるため、本人が直接やり取りすることの重要性はむしろ高いといえます。
また、代理受診は法律上の観点からも問題があります。医師法では医師が直接患者を診察することが原則とされており、代理人を通じた診療はこの原則に反します。利用者の安全を守るためにも、このルールは厳格に適用されています。
家族がサポートできる範囲
代理受診は認められていませんが、家族がまったく関わってはいけないというわけではありません。スマートフォンやパソコンの操作に不慣れな高齢者や、自分では手続きが難しい未成年者が受診する場合、家族がログインの補助やカメラ・マイクの設定をサポートすることは問題ありません。
診察中も、家族がそばで見守ること自体は認められています。ただし、医師とのやり取りはあくまで本人が行う必要があります。「操作を手伝うのは家族、診察を受けるのは本人」という役割分担を守ることが前提です。
未成年者が受診する場合は、保護者の同意や同席が求められるケースがあります。薬の処方を伴う診察では特に、保護者が内容を把握したうえで診察に臨むことが推奨されます。
提出した個人情報はどう管理されているか

ISMS認証取得と暗号化通信
本人確認の際に提出する身分証の画像は、非常にセンシティブな個人情報です。「提出した画像が悪用されないか」「どこに保存されるのか」と不安に感じる方もいるでしょう。
DMMオンラインクリニックでは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格である「ISMS認証(ISO27001:2022)」を取得しています。これは第三者機関による審査を経て、国際基準のセキュリティ体制が整っていることを証明するものです。通信はすべて暗号化されており、外部からの不正アクセスやデータの盗取を防ぐ仕組みが整えられています。
また、提出された書類の画像や個人情報にアクセスできるスタッフは必要最低限に限定されており、内部からの情報漏洩リスクも最小化されています。
情報が使われる範囲と第三者提供の有無
提出した個人情報は、本人確認および診療に必要な範囲でのみ利用されます。広告目的への転用や、無断での第三者への提供は行われません。これはDMMオンラインクリニックの公式FAQでも明確に説明されている内容です。
医療機関として個人情報保護法の適用を受けており、情報の取り扱いには法律上の制約があります。前述のISMS認証の取得や通信の暗号化など、具体的なセキュリティ体制によって情報管理の信頼性が確保されています。 身分証の提出に不安を感じている方も、こうした体制を踏まえたうえで安心して利用していただければと思います。
DMMオンラインクリニックの本人確認についてのよくある質問(Q&A)

Q1:保険証だけで診察を受けられますか?
受けられません。DMMオンラインクリニックの公式FAQでは、本人確認書類として認められているのはマイナンバーカード・運転免許証・パスポートの3種類のみです。健康保険証は顔写真がないため、本人確認書類としては認められていません。保険証しか手元にない場合は、マイナンバーカードの取得や、パスポートの準備を検討する必要があります。
Q2:運転免許証を持っていない場合はどうすればいいですか?
マイナンバーカードまたはパスポートで代替できます。免許証を持っていないこと自体は問題ありません。3種類のうちいずれか1点を準備すれば本人確認は完了します。現在これらの書類をいずれも持っていない場合は、マイナンバーカードの申請が現実的な選択肢です。申請から取得まで時間がかかるため、利用を検討している方は早めに準備しておくとよいでしょう。
Q3:本人確認は毎回必要ですか?
初回の登録が「認証済」になれば、原則として毎回提出する必要はありません。ただし、登録情報に変更があった場合や、システム上で再確認が必要と判断されたタイミングでは、改めて提出を求められることがあります。初回の登録を丁寧に行い、ステータスが「認証済」になっていることを確認しておけば、2回目以降の受診はスムーズに進められます。
Q4:未成年でも利用できますか?
利用できますが、保護者の同意や同席が必要になるケースがあります。薬の処方を伴う診察では特に、保護者が内容を把握したうえで診察に臨むことが推奨されます。操作のサポートを保護者が行うことは問題ありませんが、診察そのものは本人が受ける必要があります。
Q5:顔を出すのがどうしても嫌な場合、方法はありますか?
残念ながら、カメラをオフにしたまま診察を受ける方法はありません。公式FAQでも「本人確認および症状確認の観点から、必ずカメラ越しでの診療をお願いしている」と明記されています。チャットのみや書類だけでの診察も認められていないため、オンライン診療を受けるにはカメラをオンにすることが前提となります。顔出しへの抵抗感がある場合でも、医師はあくまで診療目的で確認しているものであり、必要最低限のやり取りで診察は完了します。
Q6:マイナンバーカードがあれば免許証の代わりになりますか?
なります。マイナンバーカードは顔写真付きの公的身分証明書として、運転免許証と同等に扱われます。免許証を持っていない方や、免許証を手元に用意しにくい状況の方は、マイナンバーカードで問題なく本人確認を完了できます。撮影の際は表面のみを写し、個人番号が記載された裏面は提出しないよう注意してください。
Q7:家族の本人確認書類を使って受診できますか?
できません。本人確認はあくまで受診する本人の書類が必要です。家族の保険証や免許証を代わりに提出することは認められておらず、仮に提出しても審査は通りません。薬の処方を伴う診察では、誤って本人以外の情報で受診すると重大な健康被害につながるリスクがあるため、このルールは厳格に適用されています。必ず本人名義の書類を準備してください。
まとめ:DMMオンラインクリニックの本人確認で押さえるべきポイント

DMMオンラインクリニックの本人確認について、重要なポイントを整理します。
まず、本人確認に使える書類はマイナンバーカード・運転免許証・パスポートの3種類のみです。健康保険証や学生証は顔写真がないため認められていません。診察前にいずれか1点を手元に用意し、マイページから事前登録を済ませておくことが大切です。
事前登録はステータスが「認証済」になるまで時間がかかる場合があります。診察当日に慌てないためにも、予約後できるだけ早めに申請しておくことをおすすめします。また、書類を撮影する際は明るい場所で、四隅が切れないよう注意して撮影することで、再提出のリスクを防げます。
診察当日は必ずカメラをオンにして顔を映す必要があります。チャットのみや書類だけでの受診は認められておらず、これは厚生労働省のガイドラインに基づく医療安全上のルールです。
代理受診は認められていませんが、操作のサポートや見守りという形での家族の同席は問題ありません。未成年の場合は保護者の同意や同席が推奨されます。
提出した個人情報はISMS認証を取得したセキュリティ体制のもとで管理され、診療目的以外に使用されることはありません。安心して手続きを進めてください。
初めてオンライン診療を利用する方にとって、本人確認は「面倒な手続き」に感じるかもしれません。しかし実際には、マイページから書類を1枚アップロードするだけで完了する、シンプルな作業です。事前にステータスが「認証済」になっていることを確認しておけば、診察当日は落ち着いて受診に集中できます。準備さえ整えば、DMMオンラインクリニックはとても使いやすいサービスです。
参照ページ:
・DMMオンラインクリニック 公式サイト
https://clinic.dmm.com/
・診察時に本人確認書類は必要ですか?
https://faq.clinic.dmm.com/hc/ja/articles/32995735165081
・顔を出さずにメールやチャットのみで診察できますか?
https://faq.clinic.dmm.com/hc/ja/articles/23132989574553
・個人情報の漏洩が心配です
https://faq.clinic.dmm.com/hc/ja/articles/22994651992857
・代理人が受診することは可能ですか?
https://faq.clinic.dmm.com/hc/ja/articles/27778268864153