アカルボースの効果とは?飲み方・副作用・ダイエットでの使われ方を解説

「食事は楽しみたいけれど、糖質や食後の血糖値が気になる」「きびしい食事制限はせずに体重を管理したい」——そうした関心から、アカルボースという薬に行き着く方も増えています。
アカルボースは、本来は2型糖尿病の食後高血糖を改善するために用いられる医療用医薬品で、近年は自由診療(保険適用外)で体重管理を目的に処方されることもある薬です。とはいえ、「どのような効果があるのか」「副作用は大丈夫だろうか」「どう飲めばよいのか」と、気になる点も多いのではないでしょうか。
本記事では、アカルボースの効果や作用の仕組み、飲み方、副作用、服用できない人、そして他の薬との違いまでを、医師監修のもとでわかりやすく解説します。服用を検討する際の判断材料として、また医師に相談する前の予備知識として役立てていただければ幸いです。
【注意事項】
本記事は、執筆時点で公開されている情報をもとに、アカルボースに関する一般的な情報提供を目的としたものです。特定の効果・効能を保証したり、診断・治療を行ったりするものではありません。
※ アカルボースの効果や副作用の現れ方には個人差があります。ダイエット目的での使用は本来の効能・効果とは異なる適応外の使い方であり、飲むだけで必ず痩せるものではありません。
※ 服用の可否や用法・用量は医師の判断によります。自己判断での使用や個人輸入は避け、必ず医師・薬剤師に相談してください。
※ 禁忌に該当する方、持病のある方、妊娠中・授乳中の方、ほかに薬を服用している方は、事前に必ず医療機関へご相談ください。
※ 用法・用量や製品ごとの詳細は変更される場合があります。最新かつ正確な情報は、添付文書および製造販売元の公式情報をご確認ください。
アカルボースとは|効果・効能と特徴

アカルボースは、食後の血糖値が急激に上がるのを抑える働きを持つ、医療用の医薬品です。「α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI薬)」と呼ばれる種類の糖尿病治療薬で、糖質(炭水化物)の吸収をゆるやかにする作用を持つことから、糖質吸収抑制剤とも呼ばれます。
厚生労働省が承認している効能・効果は「糖尿病の食後過血糖の改善」で、食事療法や運動療法だけでは十分な血糖コントロールが得られない場合などに用いられます。つまり、本来は主に2型糖尿病の方を対象に処方される薬です。
一方で、糖の吸収をおだやかにして食後の血糖上昇を抑えるという性質から、食べた糖質が脂肪に変わりにくくなる効果が期待され、近年は医師の診察と説明のもと、保険適用外の自由診療として体重管理やダイエット目的で用いられるケースもあります。ただし、これは本来の効能・効果とは異なる使い方であり、使用の可否は医師の判断によります。
製剤としては、アカルボース錠50mg・アカルボース錠100mgといったジェネリック医薬品が流通しています(かつての先発品「グルコバイ」は販売中止となっています)。いずれも食事の直前に服用するという、飲むタイミングに特徴がある薬です。
アカルボースの効果と作用の仕組み

アカルボースが食後の血糖値に働きかける仕組みと、ダイエット目的で注目される理由を整理します。
α-グルコシダーゼ阻害薬としての仕組み
食事で摂った炭水化物(糖質)は、そのままでは体に吸収されず、小腸でα-グルコシダーゼという酵素によってブドウ糖などに分解されてから吸収されます。アカルボースは、このα-グルコシダーゼの働きを妨げることで、糖質がブドウ糖に分解・吸収されるスピードをゆるやかにします。
その結果、食後に血糖値が急激に上昇する「血糖値スパイク」が起こりにくくなり、食後の過剰な血糖上昇が抑えられると考えられています。これが、アカルボースの基本的な作用です。
ダイエット目的で使われる理由
食後に血糖値が急上昇すると、それを下げるためにインスリンというホルモンが多く分泌されます。インスリンには、余った糖を脂肪としてため込む働きがあるため、血糖値の急上昇はからだに脂肪がつきやすい状態をつくるとされています。
アカルボースは糖の吸収をゆるやかにして食後の血糖上昇を抑えるため、インスリンの過剰な分泌が起こりにくくなり、結果として糖が脂肪に変わりにくくなることが期待されます。こうした性質から、自由診療で体重管理の目的に用いられることがあります。ただし、これはあくまで適応外の使い方であり、飲むだけで必ず痩せるというものではありません。効果の現れ方には個人差があり、適切な食事・運動とあわせて、医師の判断のもとで使用することが前提となります。
アカルボースが向いている人・服用できない人

アカルボースは誰にでも使える薬ではありません。体質や持病によっては服用できない場合があるため、処方の可否は必ず医師が判断します。
アカルボースが向いている人
食後の血糖値が急に上がりやすい人や、ごはん・パン・麺類など炭水化物中心の食事が多い人に向いているとされます。食事療法や運動療法だけでは食後血糖のコントロールが十分でない場合に、医師の判断で選択されることがあります。体重管理を目的とする場合も、糖質の多い食事が続きやすい人ほど、この薬の性質と合いやすいと考えられています。
アカルボースを服用できない人(禁忌)
添付文書では、次に当てはまる人には投与しないこととされています。
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の人
・重症感染症のある人、手術の前後にある人、重篤な外傷のある人
・アカルボースの成分に対して過敏症の既往歴がある人
・妊婦、または妊娠している可能性のある女性
特に、妊娠中または妊娠している可能性がある場合は服用できません。妊娠中の投与に関する安全性が確立していないためです。妊娠を希望している場合や、服用中に妊娠がわかった場合は、速やかに医師へ相談してください。
服用に注意が必要な人
禁忌には当たらなくても、次のような人は慎重な判断が必要とされています。
・開腹手術を受けたことがある人、腸閉塞を起こしたことがある人:腸内のガスが増えることで腸閉塞があらわれることがあります
・胃腸の調子が悪い人:おなら・お腹の張り・下痢などの消化器症状が強く出る可能性があります
・重度のヘルニアや、大腸の狭窄・潰瘍などがある人:腸内のガスが増えることで症状が悪化することがあります
・腎機能や肝機能が低下している人:薬の血中濃度が高くなったり、血糖の状況が変わりやすくなったりすることがあります
・授乳中の人:動物実験で乳汁への移行が報告されており、授乳を続けるかどうかは医師と相談のうえ判断します
・高齢の人:症状を確認しながら、少量から慎重に始めることとされています
また、他の糖尿病治療薬を使っている人は低血糖が起こることがあります。アカルボースは二糖類の消化・吸収を遅らせるため、低血糖の症状があらわれたときは、砂糖(ショ糖)ではなくブドウ糖をとる必要があります。ブドウ糖は、薬局やドラッグストアで市販されている顆粒・タブレットタイプのもののほか、ブドウ糖を主成分とするラムネ菓子などで手軽に補給できます。一般的な砂糖(ショ糖)を使ったあめやジュースでは、アカルボースの作用によって血糖の回復が遅れることがあるため注意しましょう。低血糖に備えて、こうしたブドウ糖をあらかじめ携帯しておくと安心です。
アカルボースの効果を実感するまでの期間

アカルボースは、いつから効果を感じられるのかが気になる方も多いでしょう。働き方によって、実感のタイミングは分けて考える必要があります。
食後血糖の上昇を抑えるという本来の作用は、服用したその食事から働きます。アカルボースは食事の直前に飲むことで、その食事に含まれる糖質の吸収をゆるやかにするため、飲んだ回ごとに食後血糖へ作用するのが特徴です。この点は、飲み続けて体質を変えていくタイプの薬とは異なります。
一方で、体重管理やダイエットの面での変化については、すぐに実感できるものではなく、適切な食事・運動とあわせて、ある程度の期間継続して様子をみる必要があります。どの程度で変化を感じられるかには大きな個人差があり、必ず体重が減るというものでもありません。
なお、アカルボースの服用期間はあらかじめ決まっているわけではなく、効果や副作用の状況を確認しながら医師が判断します。自己判断で量を変えたり中止したりせず、医師の指示に従って続けることが大切です。飲み始めにはお腹の張りなどの消化器症状が出やすいものの、多くは続けるうちにやわらいでいくとされています。
アカルボースの飲み方・服用方法

アカルボースは「食事の直前に飲む」という、タイミングに特徴のある薬です。効果を活かし、副作用を避けるためにも、正しい飲み方を確認しておきましょう。
用法・用量
成人では通常、1回100mgを1日3回、食事の直前に服用します。ただし、お腹の症状などに体を慣らすために、1回50mgから服用を開始し、問題なく続けられることを確認したうえで1回100mgへ増量する方法がとられることもあります。年齢や症状によって用量は適宜調整されるため、必ず医師に指示された量・回数を守ってください。自己判断で増減しないことが基本です。
飲むタイミングと注意点
アカルボースは、食事の「直前」に、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で服用します。食後に飲んでは十分な効果が得られないため、飲むタイミングが重要です。なお、アカルボース単独では低血糖はほとんど起こりませんが、ほかの糖尿病治療薬(スルホニル尿素薬やインスリンなど)と併用している場合には、低血糖が起こることがあります。ここで注意したいのが、アカルボースは砂糖(ショ糖)の分解も妨げるため、低血糖時に砂糖をとっても血糖がすぐに上がりにくいという点です。低血糖の症状が出たときは、砂糖ではなくブドウ糖(ブドウ糖製品やブドウ糖を含む飲料など)をとるようにし、あらかじめ医師の指示を確認しておきましょう。
飲み忘れた場合
食事の直前に飲み忘れたときは、食事中であれば1回分を服用してください。食後かなり時間が経ってしまった場合は、その回は飛ばし、次の食事の直前から通常どおり服用します。飲み忘れを取り戻そうとして、2回分を一度に飲むことは絶対に避けてください。異常を感じた場合は、医師または薬剤師に相談しましょう。
保管方法
アカルボースは、直射日光や高温・多湿を避けて保管してください。誤飲を防ぐため、乳幼児や小児の手の届かないところに置くことも大切です。使用期限にも注意し、古くなった薬は服用しないようにしましょう。
アカルボースの副作用と注意点

アカルボースは、特にお腹に関する副作用が出やすい薬として知られています。多くは続けるうちにやわらぐとされますが、まれに重い副作用が起こることもあるため、あらかじめ知っておきましょう。
重大な副作用
頻度は高くないものの、注意すべき重大な副作用として、低血糖、腸閉塞、肝機能障害・黄疸などが知られています。また、重い肝硬変のある方では、意識障害をともなう高アンモニア血症があらわれることがあります。低血糖(冷や汗・動悸・強い空腹感・手のふるえなど)、強い腹痛や腹部のはり・嘔吐(腸閉塞の疑い)、体のだるさや皮膚・白目が黄色くなる(肝機能障害・黄疸の疑い)といった症状に気づいた場合は、服用を中止し、すみやかに医師の診察を受けてください。
その他の副作用
最も多いのは、お腹の張り(腹部膨満)、おならの増加(鼓腸・放屁)、軟便、排便回数の増加、下痢、腹痛などの消化器症状です。これは、吸収されなかった糖質が腸内で発酵し、ガスが発生しやすくなるために起こります。そのほか、便秘、吐き気、発疹やかゆみ、頭痛、めまい、肝臓の数値(AST・ALTなど)の上昇などが報告されることもあります。気になる症状が続く場合は、医師・薬剤師に相談しましょう。
副作用を和らげる工夫
お腹の症状は、飲み始めに出やすく、体が慣れるにつれて落ち着いていくことが多いとされています。負担を減らすために、少量(50mg)から始めて徐々に増やす方法がとられることがあります。
食事面では、砂糖や脂質をとりすぎないようにすることが基本です。ここで注意したいのが食物繊維の扱いです。食物繊維は健康的な食事に欠かせない成分ですが、オリゴ糖や一部の水溶性食物繊維のように発酵性の高いものは、大腸で腸内細菌に分解される際にガスを生じます。アカルボースはもともと糖の分解・吸収を遅らせることで腸内のガスを増やす薬であるため、こうした食品を急に増やすと、お腹の張りやおならがかえって強くなることがあります。食物繊維は量や種類を調整しながら、少しずつ様子を見て取り入れるとよいでしょう。
症状が強いときは、腸内のガスを除く薬や整腸薬の併用が検討されることもあります。自己判断で中止せず、まずは医師に相談することが大切です。
併用に注意する薬
ほかの糖尿病治療薬(スルホニル尿素薬、インスリン、ビグアナイド薬など)と併用すると、血糖が下がりすぎて低血糖が起こりやすくなることがあります。また、強心薬のジゴキシンの作用に影響を与える可能性も指摘されています。現在服用している薬やサプリメントがある場合は、必ず医師・薬剤師に伝え、飲み合わせを確認してもらいましょう。
アカルボースと他の薬の違い

食後血糖や体重が気になるときに使われる薬は、アカルボースだけではありません。よく比較されるリベルサスやメトホルミンとの違いを知っておくと、どれが自分に合うかを医師と相談する際の参考になります。いずれも作用の仕組みが異なるため、向き不向きや使い方も変わります。
なお、ここで取り上げるリベルサス・メトホルミンは、いずれも国内では2型糖尿病の治療薬として承認されている薬です。アカルボースと同じく、体重管理や痩身を目的として使う場合は本来の効能・効果とは異なる適応外の使い方にあたり、公的医療保険が適用されない自由診療となります。
リベルサス(GLP-1受容体作動薬)との違い
リベルサスは、「GLP-1受容体作動薬」と呼ばれる飲み薬で、食欲を抑えたり、インスリンの分泌を助けたり、胃から食べ物が送り出されるスピードをゆるやかにしたりすることで、血糖や体重に働きかけます。食欲そのものに作用する点が特徴です。一方アカルボースは、食事で摂った糖の吸収を遅らせて食後血糖の上昇を抑える薬で、食欲には直接作用しません。「食べる量を減らしたい」方向きのリベルサスに対し、アカルボースは「食べた糖質の吸収をおだやかにしたい」場合に用いられる、というイメージの違いがあります。
メトホルミンとの違い
メトホルミンは、「ビグアナイド薬」と呼ばれる糖尿病治療薬で、肝臓が糖を作り出すのを抑えたり、インスリンの効きをよくしたりすることで、空腹時を含めた血糖全体に働きかけます。これに対しアカルボースは、作用するのが主に「食後」で、しかも飲んだ食事ごとに糖の吸収を遅らせるという、ピンポイントな働き方が特徴です。全体的な血糖コントロールを目指すメトホルミンと、食後血糖に的をしぼったアカルボースという違いがあります。
このように、似た目的で使われる薬でも、作用の仕組みや対象は大きく異なります。名前や口コミだけで選ばず、自分の体質・目的に合うものを医師に相談して決めることが、安全に使ううえで重要です。
アカルボースは市販で買える?入手方法

「アカルボースはどこで手に入るのか」が気になる方もいるでしょう。アカルボースは医療用医薬品のため、入手にあたっては注意すべき点があります。
市販で買える?個人輸入の注意
アカルボースは医師の処方が必要な医療用医薬品であり、ドラッグストアや薬局で市販薬として購入することはできません。インターネットを通じて海外から「個人輸入」する方法を見かけることもありますが、これはおすすめできません。個人輸入した医薬品は、偽造品や品質に問題のある製品が含まれるおそれがあるうえ、万が一健康被害が起きても、国の救済制度(医薬品副作用被害救済制度)の対象外となります。厚生労働省や政府広報オンラインでも、医薬品の個人輸入のリスクについて注意が呼びかけられています。安全に使うためにも、必ず医療機関を通じて入手しましょう。
医療機関・オンライン診療での入手
アカルボースは、医療機関を受診して医師の診察を受けたうえで処方してもらうのが基本です。糖尿病の治療として使う場合は保険診療となり、体重管理などを目的に使う場合は自由診療(保険適用外)となります。医師が症状や体質、服用中の薬などを確認したうえで処方するため、リスクを把握したうえで使用しやすくなります。 近年は、医師が適切と判断すればオンライン診療で相談・処方を受けられるケースも増えており、通院の時間が取りにくい方にとっては選択肢のひとつになります。いずれの場合も、自己判断ではなく医師の管理のもとで使用することが大切です。
アカルボースに関するよくある質問

アカルボースについて、検索でよく調べられる疑問をまとめました。気になる点の確認に役立ててください。
アカルボースを飲めば必ず痩せますか?
飲むだけで必ず痩せる薬ではありません。アカルボースは食後の糖の吸収をゆるやかにする薬で、ダイエット目的での使用はあくまで適応外です。効果には個人差があり、適切な食事や運動とあわせて、医師の管理のもとで使うことが前提となります。
アカルボースはどのくらいの期間飲み続けますか?
服用期間はあらかじめ決まっているわけではなく、効果や副作用の状況を確認しながら医師が判断します。自己判断で続けたり中止したりせず、医師の指示に従ってください。
アカルボースを服用中にお酒を飲んでも大丈夫ですか?
アルコールは血糖値や肝臓に影響を与えることがあり、ほかの糖尿病薬と併用している場合などは低血糖のリスクにも関わります。飲酒の可否や量については、必ず主治医に確認し、指示に従うようにしましょう。
食事を抜いたときもアカルボースを飲むべきですか?
アカルボースは食事の直前に飲み、その食事の糖の吸収に作用する薬です。そのため、食事をとらない場合は服用しないのが基本です。判断に迷うときは、あらかじめ医師に確認しておくと安心です。
アカルボースのおなら・お腹の張りを抑える方法はありますか?
お腹の症状は飲み始めに出やすく、続けるうちに落ち着くことが多いとされています。少量から始める、砂糖や脂質をとりすぎない、水溶性食物繊維を取り入れるといった工夫で和らぐこともあります。症状が強い場合は、自己判断で中止せず医師に相談してください。
アカルボースは妊娠中・授乳中でも使えますか?
妊娠中または妊娠している可能性のある方は、アカルボースを服用できません(禁忌)。授乳中の方も注意が必要とされています。妊娠・授乳に関わる場合は、必ず事前に医師へ相談してください。
アカルボースを正しく理解して食後血糖・体重管理に役立てよう

アカルボースは、α-グルコシダーゼ阻害薬と呼ばれる医療用の薬で、食事で摂った糖の吸収をゆるやかにし、食後の急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。本来は2型糖尿病の食後過血糖を改善する薬ですが、糖が脂肪に変わりにくくなる性質から、自由診療で体重管理を目的に使われることもあります。ただし、これは適応外の使い方であり、飲むだけで必ず痩せるわけではない点には注意が必要です。
服用は食事の直前が基本で、お腹の張りや下痢などの消化器症状が出やすいこと、ほかの糖尿病薬との併用で低血糖が起こりうること、妊娠中の方などは服用できない(禁忌)ことなど、知っておきたいポイントがいくつもあります。リベルサスやメトホルミンなど、似た目的で使われる薬とは作用の仕組みも異なります。
アカルボースは、市販では購入できず、個人輸入にはリスクがあるため、必ず医療機関を通じて医師の管理のもとで使用することが大切です。食後血糖や体重が気になる方は、自己判断で使い始める前に、医師に相談して自分に合うかどうかを確認することをおすすめします。
参照リンク
・くすりのしおり®(くすりの適正使用協議会)「アカルボース錠」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=16480
・KEGG MEDICUS「医療用医薬品:アカルボース」
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00057898
・日医工株式会社(製造販売元)「アカルボース錠(NIG)」製品情報(添付文書・くすりのしおり等)
https://www.nichiiko.co.jp/medicine/product/71240
・PMDA(医薬品医療機器総合機構)「医薬品副作用被害救済制度」
https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/