労災保険二次健康診断

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労災保険二次健康診断

ご予約方法

二次健康診断対応スタッフの勤務日を調整する必要があるため、必ずお電話でのご予約をお願いいたします。

WEB予約やLINE予約でのご予約は受け付けておりません。
スタッフの調整に時間を要する場合があるため、余裕を持ったご予約をお願いいたします。
事前予約をせずにご来院された場合は、健康診断を受けられませんので予めご了承ください。

雇入れ健診・定期健康診断の受診をご希望の方はこちら

持ち物

  • 保険証
  • 一次健診結果のコピー
  • 二次健康診断等給付請求書(様式第16号の2)
    必要事項をあらかじめご記載ください

注意事項

  • 食事について
    健診の10時間前までにお食事を済ませ、お水以外のお飲物もお控えください。
  • 服装について
    頸部超音波および心臓超音波を実施しますので首元や胸元が出しやすい上下セパレートの服装でお越しください。必要に応じて衣服の着脱がございます。

労災保険二次健康診断とは

労災保険二次健康診断とは、「定期健康診断の結果、異常が見つかった労働者に対して、国(労災保険)の費用で行われる精密検査」のことです。
働きすぎなどによる脳・心臓疾患(過労死につながる病気)を予防するために設けられた特別な制度となります。

対象となる方

今年度まだ労災保険二次健康診断の受診歴がなく、かつ職場で受けた定期健康診断の結果、以下の4つの項目の全てに異常の所見があった方になります。

  • 1. 血圧
  • 2. 血糖
  • 3. 血中脂質(コレステロールなど)
  • 4. BMI(肥満度)
  • 異常所見の基準は一次健診の医療機関によって異なります。
  • 一次健康診断の検査項目において「異常なし」と診断された場合であっても、労働安全衛生法に基づき、産業医等が、就業環境等を総合的に勘案し異常の所見を認めた場合には、産業医等の意見が優先されます。
  • 一次健診受診日から3カ月以内に受診する必要があります。

通常の二次健康診断との違い

健康診断で異常が見つかった場合、会社や病院から「二次健診を受けてください」と言われることがありますが、これは「労災保険二次健康診断」とは目的と費用の扱いが異なります。

項目労災保険二次健康診断通常の二次健診(精密検査)
目的脳・心臓疾患の労災予防・早期発見一般的な病気や生活習慣病・メタボリックシンドロームの早期発見・治療
対象者上記の4つの項目全てに異常所見がある方一次健診にて要再検査と診断された方
費用負担労働者本人の健康保険組合の負担なし原則として 労働者本人や健康保険組合が負担

労災保険二次健康診断は、脳・心臓疾患のリスクが高い方を対象とし、受診者の費用負担なしで受けられることが最大の特徴です。
通常の二次健康診断は、より幅広い病気の精密検査で、費用は自己負担(または健康保険適用)となることが一般的です。

検査概要と費用について

労災保険二次健康診断の検査費用と検査項目は下記の通りです。

検査費用

費用負担なし(1年度に1回まで)

検査項目

検査項目対象者
空腹時血中脂質検査全員受診します
空腹時血糖値検査
頸部超音波検査
負荷心電図検査どちらか片方を全員受診します。(当院では基本的に胸部超音波検査を実施しております。)
胸部超音波検査
ヘモグロビンA1c検査一次健診で未実施の方
尿検査一次健診の尿蛋白検査で『疑陽性(±)』又は『弱陽性(+)』の方
特定保健指導全員受診します

具体的には、血液検査や尿検査(一部)、頸動脈と心臓の状態を詳しく調べるエコー検査、診察、医師や保健師による特定保健指導(生活習慣改善の指導)となります。
健診結果に基づき、生活習慣を見直すことで、ご自身の健康を維持し、病気の早期予防につなげましょう。

各検査項目の詳細

血液検査

動脈硬化の主な原因となる脂質(LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪)の値、血糖コントロールの状態を示す血糖値やヘモグロビンA1cの項目を測定します。これらの検査結果に基づき、高血圧、脂質異常症、高血糖などの生活習慣病の有無や程度を正確に把握します。

頸部超音波検査

この検査では、首にある頸動脈に超音波をあてて観察します。
脳へ血液を送る重要な血管である頸動脈に、動脈硬化の程度を示す血管の壁の厚さ(IMT)や、血液の流れを妨げるプラーク(沈着物)の有無を調べます。

負荷心電図検査

この検査では、心拍数や血圧の変化、そして心電図の波形を連続的に測定します。
狭心症など、安静時には現れにくい心臓の異常や、心臓自体に酸素や栄養素を送る冠動脈の血流障害の有無を評価します。
脳・心臓疾患の発症リスクをより正確に把握し、予防的な指導につなげるために非常に重要な検査です。

胸部超音波検査

この検査では、心臓の大きさ、弁の動き(血液の逆流の有無)、心筋の厚さ、そしてポンプ機能(収縮力)などを測定します。
これにより、心臓の機能に異常がないか、また心肥大や弁膜症などの心臓病の兆候がないかを確認します。これは、狭心症や心筋梗塞などの脳・心臓疾患のリスク判定に重要な情報となります。

ヘモグロビンA1c検査

この検査は、過去1~2ヶ月間の血糖値の平均的な状態を把握するための血液検査です。
ヘモグロビンA1cは、赤血球の中にあるヘモグロビンというタンパク質に糖がどれくらい結合しているかを調べます。
この値が高いと、糖尿病や糖尿病予備群である可能性が高く、長期間にわたる高血糖は動脈硬化を進行させ、脳・心臓疾患のリスクを高めます。

尿検査

尿検査では、微量アルブミン尿という通常の尿検査の「尿蛋白」よりもさらに初期の、ごくわずかなアルブミンというタンパク質の漏れを検出します。
アルブミンが微量でも尿中に排出されている場合、将来的に腎不全に進展するリスクや、心臓病・脳卒中のリスクが高い傾向にあります。

特定保健指導

二次健康診断で確認された脳・心臓疾患のリスク要因(高血圧、高血糖、肥満など)に対し、専門家が個別面談を通じて生活習慣の具体的な改善をサポートします。
指導の具体的な柱は、以下の3点です。

  • 1. 栄養指導: 塩分・脂質管理、適切なエネルギー摂取など、食習慣の具体的な見直し。
  • 2. 運動指導: 無理なく継続できる、心臓病予防のための運動の種類や量の設定。
  • 3. 生活指導: 禁煙、適切な飲酒、休養、ストレス管理など、生活全体の改善。
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